今日はじゃこ天ではなく、ロイズの美味しいチョコレートをご紹介します。突然ロイズで意味が分からないと思われている方もいらっしゃるでしょうが、じゃこ天と全く繋がらないこともないんです。
宇和島ロイズ!?
実はこのロイズの写真、愛媛の宇和島で撮影しています。北海道の店舗以外で常時ロイズのチョコレートが買える店舗が東京と宮城、そしてこの愛媛宇和島にあるのです。西日本では唯一なんです。
その証拠に、
ロイズ プチトリフ
[マンゴー&宇和島ブラッドオレンジ]
これ、宇和島産のブラッドオレンジピールを使った宇和島限定商品です。
ここは宇和島市内にある道の駅「きさいや広場」。平日も沢山お客さんが来ていますが、休日となると県内外からも訪れる方がおり、駐車場は満杯です。
ロイズのチョコレート売り場とは別に、ロイズのソフトクリームを買える売り場もあり行列となることも。
(写真を撮り忘れてしまった…(ー ー;))
さてさて、ではなぜ宇和島ロイズなのか?
少し長くなりますが、簡単にご説明します。(お店にあった説明の受け売りですが^^;)
まず宇和島市と宮城県岩出山町(現宮城県大崎市)は姉妹都市です。宇和島市は昔仙台伊達藩、あの伊達政宗の長男秀宗が治めていました。秀宗は幼少期を岩出山城で過ごしています。
そのような伊達藩繋がりの縁により姉妹都市となっています。
では、一旦この話は置いておきます。
次にロイズのある北海道当別町は、宮城県大崎市と姉妹都市です。仙台藩一門、岩出山伊達藩当主の伊達邦直は、家臣のために私財を投げ打って北海道の地を開拓しました。それが当別町だったのです。そのような縁で宮城県大崎市と北海道当別町が姉妹都市となりました。
伊達藩そして岩出山で繋がった縁によって北海道当別町と愛媛県宇和島市は、2009年に姉妹都市として盟約を締結することになったのです。
それにしても、全国に名を轟かせるロイズがその理由で宇和島で販売をしてくれるって、なんか凄いですね。
それはそうと、宇和島藩主の伊達秀宗さん。没後300年以上もたった現代にそんな関係をもたらしてくれていますが、現役バリバリの時にも宇和島にあるものをもたらしてくれてます。
かまぼこです。秀宗が仙台からかまぼこ職人を連れてきたことから、宇和島にその製造技術が伝わったとされています。かまぼこの製造技術を応用して、すり身を揚げたものがじゃこ天へ発展したとされます。今、じゃこ天を食べられるのも、ロイズのチョコレートやソフトクリームが買えるのも秀宗さんのおかげです。