想いを持って仕事をしている人は良い笑顔をされます。こちらまで気持ち良くさせてくれます。そんな人に今さっき会ってきました。
想いがある宇和島じゃこ天工房
宇和島練り物工房みよしさんは、JR宇和島駅からずっと東に進んだ山手の住宅街にあります。地元でも知らない人が結構多いのではないでしょうか。スマホのマップを頼りになんとかたどり着きました。市内中心部からは少し離れていてちょっと分かりにくかったのですが、いいんです!工房は大通りに面していなくても。
そんな工房に突然訪れた客(私のことです)も、店主は自然な笑顔で受け入れます。「商品準備するからちょっと待っててもらえますか。」とだけ言いやさい天を差し出してくれます。「揚げたてだから美味しいですよ。」おぉ!さりげないサービス。
その間に工房の中を覗かさせてもらいます。これ“擂潰機”。読めますか?『らいかいき』と言います。魚をすりつぶすして、すり身にする機械です。写真OKだったので撮らさせてもらいました。新鮮な魚をさばいてじゃこ天や蒲鉾を作っているお店には必ずあります。
安全•安心•健康をおいしくお届けする
こちらの工房のじゃこ天についてお話を聞かせてもらいましたが、化学調味料や添加物を一切使わないことにこだわっているそうです。子供達が安心して食べられるもの。健康でいられるものを作るのだそうです。
残念ながらこちらのじゃこ天を買えるのは、直接工房まで訪れるかネット通販もしくは松山市に1件と東京に出荷しているだけだそうです。
左が通常のじゃこ天。それよりも分厚いのが鬼じゃこ天。出来上がったものをすぐに急速冷凍してしまうので、凍ってます。作りたてのタイミングなら分けてもらえるようです。初めてなので鬼じゃこ天を購入して帰りました。
でこちらがそのじゃこ天。
鬼じゃこ天 3枚入 810円(税込)
まずさすが鬼。大きさと厚みが一般的なじゃこ天の倍はあるでしょうか。真空パックされているので表面がテカテカツルツルしています。揚げたての感じが失われるのはちょっと残念。
試食していきます。まずはオーブントースターで焼いてみましたが、魚の旨味がしっかり感じられる、そんな第一印象です。塩気はそれなりにあります。また、厚みがあるので当然ですが噛んだ時に弾力を楽しめる時間が長いです。1枚で充分満足感があります。
さらにリーフレットを貰って帰りましたが、こちらも気持ちが込もってます。
じゃこ天造りにかける店主の想いと、こだわりじゃこ天の解説が掲載されています。
さらに手書きのメッセージまで。こんなの読むと食べる時の姿勢を正してしまいます。
ネット販売はこちら↓
そんな工房をぜひ訪ねてみてはいかがでしょうか。工房に行く途中の道が少し狭くなっているので、車を使われるようなら気をつけてください。