これまで紹介したお店は全て宇和島です。ブログを始めてすぐの頃、じゃこ天ワールドの聖地として、宇和島と八幡浜を挙げていますが、実は未だ宇和島を出ていません。宇和島だけで一体いくつのお店があるのでしょう…^^;
しかも、安岡蒲鉾さんが少し離れているのを除けば、これまでのお店がほぼ宇和島市の中心部に集中しているのにも驚きます。
今回ご紹介するお店も宇和島の商店街があるど真ん中に本店を構える宇和島じゃこ天の大御所です。
伝 吟 風 な宇和島じゃこ天
どうですこの店構え。老舗の風格が漂ってると思いませんか。大理石のような太い柱と黒を基調とした入口、重厚な造りに高級感も感じられます。2、3枚買いに入っていいのか…と思わずビビります^^;
外観に負けず内装も和風で清潔感があります。屋根がありますから。生花も飾られて、ほんと行き届いています。
キョロキョロしていると奥からお店の方がやってきましたよ。女将さん、いやそのグレーがかった髪と上品な感じ、もうマダムと呼ばせていただきます。m(_ _)m
さて、本題のじゃこ天。ショーケースの中のこれまた木枠に整然と並べられています。2種類あるのは手押しじゃこ天と普通のじゃこ天。手押しのじゃこ天の原材料がホタルジャコに対して、じゃこ天は数種類の魚を使用しているとのこと。
まずは手押しじゃこ天をいただいて帰りました。ちなみに1枚から買えますし、今回3枚お願いしましたが、マダムは快く応じていただきました。写真はじゃこ天用のナイロン包装ですが、これをさらに包装紙でくるんでもらってました。
パッケージの裏に少し気になる文言発見。食べ方を指南してくれているのですが、
此のままでも、召し上がれますが、火にあぶって頂いたり油でもう一度揚げて頂くと出来立ての味がお楽しみ頂けます。尚、お好みにより大根おろしか、お若い方はソースとマヨネーズ等で召し上がっていただきますと洋風の味になります。
ソースとマヨネーズで洋風の味…この組み合わせでじゃこ天は今までないなぁ…チャレンジしてみなければ!若くはないですが。
で、こちら。
手押しじゃこ天 1枚 160円(税別)
長方形の手押しながらの不揃いな形です。きつね色とまではいかず、すり身の感じを残した色です。厚みは十分ありそうです。
塩気も適度、すり身の荒さも適度、甘味はあえてつけていない気がします。伝統の味はとても美味しいです。
『伝』『吟』『風』
今回からネットを検索していたらYouTubeに田中蒲鉾さんのチャンネル発見!CMも制作され流されています。リーフレットにも記載のキーワードが伝、吟、風。
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お店は商店街から少しそれたところにありますが、簡単に見つけられると思います。