じゃこ天を探し求めて宇和島の町をぶらぶらしていた時のことです!
まさか、天狗に出会うことになるとは…
その名も“じゃこ天狗”
宇和島市内から少し北に向かったところに小林フーズさんはあります。「〜蒲鉾」、「〜天ぷら」といった店名ではありませんが、正真正銘のじゃこ天を専門に作っているお店です。
訪問した時も店の前にはトロ箱が積まれ、中では作業をしている人がガラス越しに見えていました。
ここで小売してもらえるのかとも不安になりましたが、チラシが貼られていましたので大丈夫でしょう。見て下さい、じゃこ天90円!お求めやすい価格ですねぇ。とりあえず突入!!
中では数人のおばちゃん達が、小さなアジを手際よく捌いて仕込みをしています。どこのお店も同じような光景ですが、見るたびに「この人達の作業があってはじめてじゃこ天って出来てるんだよなぁ…」と感心して見入ってしまいます。
「ごめん下さい」と声をかけるとそのうちの一人のおばちゃんがこちらに来てくれました。じゃこ天を3枚いただきたいと告げると、笑顔で持ってきてくれました。
揚げたてが食べられる時間を聞いてみましたが、朝5時くらいからはやっているそうです。小林フーズさんの揚げたてが食べたければその時間に。
ちなみにこれまでに何店か回ってきて分かったことがあります。じゃこ天の揚げたてはその場で食べるにはとても美味しくていいのですが、持ち帰るための包装をするには一度冷まさなければなりません。そのため、お店では揚げた後は冷まして店頭に並べます。どうしても揚げたてのアツアツを頬張りたい!のであればその時間に。それ以外に何枚か買って帰る場合は無理しなくても大丈夫です。
さて、気になったのでじゃこ天狗についても聞いてみました。どなたが描かれているのかと聞くと、「孫らがね」とにこやかに答えてくれます。こちらの大女将さんでしたか^^;
可愛らしくて人気になれば、じゃこ天狗からじゃこ天が好きになる人もいるかも。
さて、こちら。
手造りじゃこてん 1枚90円(税込)
少ししか買ってませんが、きちんと包装していただきました。宇和島城にじゃこ天狗があしらわれたシールもペタッ。
少し小ぶりですが、きれいな長方形をしたじゃこ天。90円と求めやすい価格なので毎日の食卓にも登場させやすいですよね。
色は濃いきつね色。弾力も程々にあり、すり身は若干粗めでしょうか。味はしっかりついており、食べた後に魚の風味が残ります。
ホームページは↓
残念ながら少し休憩中みたいですが、じゃこ天狗のブログもあります。
場所は宇和島の北側。駐車場はありません。目の前にローソンがあるのでお茶でも買って、じゃこ天を頬張るのもいいですね。