ついにやって来ました!
じゃこ天ワールドに踏み入れてしばらくした頃、気合いの入ったじゃこ天屋さんが八幡浜にあるのを知って行ってみたいなぁとは思っていました。が、宇和島から回り始めていたので、後からのお楽しみにしておこうと今日まで自制しておりました。
八幡浜に気鋭のじゃこ天職人あり
どうですこの店構え!めっちゃ雰囲気あるでしょ?
小売対応する店舗と工場が併設しています。店舗自体はこじんまりとしてはいますが、整理されていて外観の雰囲気そのままにいい感じ。入った正面にカウンターがあって、左手には木製ショーケースに商品が並びます。
女将さんでしょうか、女性の店員さんが対応してくれました。じゃこ天をいただきたいと伝えると、こちらの3種類のじゃこ天について説明してもらいました。
その中でも特に材料や製法にこだわり、無添加で作られたおすすめのじゃこ天が「前略、八幡浜から。」味付けに塩と醤油の2種類があるとのこと。
味付けで商品が選択できるのは初めてです。
ということで、今日はこちらをいただいた帰りました。
『前略、八幡浜から。南伊予の塩で作ったじゃこ天です。』3枚入り 648円(税込)
これまでも無添加で作られているお店はそうでしたし、使用しているのも塩だけだからでしょうか、じゃこ天の外観はきつね色ではありませんね。形は丸みを帯びた楕円形、厚みは一般的なところです。
お味は…塩味を謳っていますが塩気が強いわけではありません。じゃこ天からしっかり魚の旨味が感じられます。お店の紹介文には“塩との極限のバランスを追求し、”と記載されてますが、そうやって作られてることを納得してしまいます。
ちなみにこちらの商品、第69回全国蒲鉾品評会(平成29年)で最高位の農林水産大臣賞を受賞されています。ショーケースの上に賞状があったの気がつきました?まさに名実ともにですね。
さらに!
リーフレットがまた良いんです!白と黒の2種類いただきました。外観もカッコいい…
その内容ですが黒い方は商品ラインナップ。一方、白い方には店主のルーツや想いが詰まっています。読むとなんだかグッときました。ということで、あえて写真をアップしないことにしました。ぜひ、実物を手に取って見てもらいたいです。
店舗横に作業場があります。こちらも雰囲気あります。ここから魚市場まで早朝なら10分かからないかも。日々、新鮮な魚が運び込まれて美味しいじゃこ天になっているんですね。
この通りはそれほど道が広くないです。駐車場があるそうですが、慣れない方はすぐ近くのJR八幡浜駅に停めて歩いても良いかも。
まだ紹介できていないお店も含めて、この辺りだけでも4店舗のじゃこ天屋さんがあるので歩いて巡ってみてはいかがでしょう。