こんにちわ!と声をかけると、奥から年配のおばちゃんが出て来てくれました。じゃこ天はガラス越しに出来上がっているのが分かっていましたので、2枚だけいただけますかと告げると、笑顔で対応いただきました。
昔ながらのじゃこ天造り
大丸かまぼこさんは、宇和島でいうと少し山手。いずれ紹介する予定の井上かまぼこさんや中川かまぼこさんがある通りにあります。
店先には作りたてのじゃこ天と身天が10枚ずつ揃えて綺麗に並べられています。
こんな風に並べているのをよく見かけますが、確かに数え易いし、10枚の束が混ざりにくいし、大丸かまぼこさんに限らずじゃこ天ワールドあるあるです。なお、このケース。網のフタができるようになっています。
じゃこ天の他にも竹輪、蒲鉾、揚巻なんかも並べられてました。お聞ききすると、こちらの商品はスーパーや他の商店には卸していないらしく、食べたい方はお店に来るか、電話で送ってもらうよう手配するしかありません。
いいでしょう。この味のある包装。この紙、なんていう紙なんでしょ。昔からありますよね。
こちらのじゃこ天の紹介です。
じゃこ天 1枚 150円(税込)
ちなみにこちらのじゃこ天、昨年度の全国蒲鉾品評会で『全国蒲鉾水産加工業協同組合連合会長賞』を受賞されてるのを発見しました。お店の方が自慢してた訳ではありませんよ。
一枚一枚手押しで揚げられていることが形からも分かります。色はきつね色より少しだけ薄め。はっきりした味わいがあり、噛んだ時にはプリプリとした弾力が楽しめます。とても美味しいじゃこ天です。
パンフレットもいただきました。本文は蒲鉾作りについて書かれていて、じゃこ天については触れられてませんでした。ちょっと残念。
お店はこちら。宇和島市の観光スポットの一つである天赦園(日本庭園です。)も近くにあります。