お店の名は水本かまぼこ店。看板にも書かれているように鮮魚、仕出しも扱うのでしょう。昔ながらの魚屋さんという趣きです。
鬼が見守る町「鬼北町」
今回は宇和島市から少し離れます。住所でいうと北宇和郡鬼北町(きほくちょう)、宇和島の隣町になりお店まで車で約20分です。地名に鬼がつくのは日本中探してもここだけだそうです。
人口は約1万人、山あいの小さな町と言った印象ですが、ここにも日々じゃこ天を作る職人さんがいます。
中では男性が1人で何やら作業をしていましたが、店の中に入ると見るからに人の良さが滲み出ているようなご主人が応対してくれました。
じゃこ天をお願いすると冷蔵庫から準備をしてくれました。お話を聞くと、こちらのじゃこ天はこのお店まで来るか、もしくはすぐ近くにある道の駅「森の三角ぼうし」でしか売っていないそうです。
鬼王丸と柚鬼姫
話が少し逸れますが、上の鬼はここ道の駅にいらっしゃいます。その名も『鬼王丸』、見ての通りかなりの迫力でしょ?実は鬼北町にはもう一人(?)鬼がいるんです。『柚鬼姫ひきひめ』さん、セクシー女子です。どこにいるかは探してみてください。どちらも有名な造形作家さんがデザインに関わっているんだそうです。
話を戻しましょう。ご主人によれば、以前はJR宇和島駅などにも商品を出していたそうです。ところが、宇和島以南へも高速道路が整備されたり、JRj利用客の減少に伴い費用対効果が合わなくなっていってやめたそうです…
それでもここ鬼北で毎日作り続けているじゃこ天がこちらです。
宇和島じゃこ天 1枚 130円(税込)
パッケージに記載されていますが、手押しですね。形は長方形、少し縦長。手押しなので少し不揃いです。色は濃いキツネ色、他店の手押しと比較すると少し薄めでしょうか。
一般道でも行けますが、高速道路の三間インターで下りて行きました。店の前は細い道路ですが、車を停める場所はあります。